ナチュラル×ミニマル 植物療法士の暮らしアイテム全部見せます「お風呂場」編



植物療法士のMaiです


じぶんのなかで「心地いい・たのしい・らく=からだに余計なちからが入っていない」という感覚を大切にしていったら、「ミニマル・余白」に辿り着き、もっと深めていきたい!と日々いろいろ実験中のわたし


「ミニマルに暮らしたい」だけでなく、「自分にも地球にも優しい=ナチュラルな形で暮らしたい」という想いを実現するために、選び抜いたアイテムたちをご紹介していきます


第一回は「お風呂場編」


ナチュラルな暮らしの習慣・アイテムを「プラスする」情報は世の中に溢れています。でも、じぶんが本当に大切にしたいこと(家族、健康、暮らし、夢、地球‥etc.)を大切にする生活を実際に送るために必要なのは、「引き算」と「置き換え」では?


そんな仮説とともに、植物療法士のリアルな暮らしのアイテムをお伝えしていきます

キーワードは「心身ともに心地いい」「自然との共生」「サステイナブル」「心が喜ぶ、だからなるべく手作りしたい」「お金を使う時も、クリエイティブに」でも、大切なのは「簡単で続けられること」です


「お風呂場」暮らしのアイテム全て(クリックで該当箇所に飛べます)

①固形石鹸1個

②シャンプー1本

③デリケートゾーンソープ1本

④お風呂の桶

⑤浴槽浴室掃除用 柄付き棕櫚たわし

⑥(+α)ukaのスカルプブラシ

これらのアイテムを植物療法士ならではのたっぷりの小話とともにお送りします

家族構成は夫婦2人暮らし(アラサー)です



①固形石鹸

・夫婦の顔/体用の固形石鹸。夏でも湯舟には毎日つかるので、体にオイルなど何もつけていない時は、湯洗いだけで済ませることも。匂いなども特に気になっていません。夫はこの方法だと不快になるので、人によって合う合わないがありそう。「夏の外出した日は、石鹸洗い」「足は、夏毎日 石鹸で洗いたいな~」など感じたままに臨機応変に向き合っています


・この方法でも気にならないのは、米ぬか(無農薬のお米屋さんから無料で頂いているもの)で定期的にスクラブしているからかも。これはまた洗面所のアイテムでご紹介します


・石鹸をひとつ購入しては使いきり(手作りを含めて)お気に入りを探し中。見つかったら、このブログで紹介しますね。おすすめがあったら、コメント欄で教えてください


②シャンプー

・夫婦共用。THE PUBLIC ORGANICのシャンプーを好きなボトルに補充して使っています。トリートメントは使っていません


・以前には、湯洗いや固形石鹸&クエン酸リンスにも挑戦。わたしの場合、完全に湯洗いのみだとさっぱりしなかったこと、固形シャンプーは夫と共用できなかったこと&リンスが必要だったことから、現在はシャンプーを少量使うスタイルに落ち着きました。(量を調整することで、無理なくサステイナブル)湯洗いや固形石鹸も、使いこなせる人はとってもおすすめ!わたしもタイミングを見計らって、また挑戦しようと思っています


・このTHE PUBLIC ORGANICのシャンプーを愛用している理由は「キシキシしない」「シャンプーのみで潤う」「天然成分98%」「ダメージ補修成分」で、「お値段は1500円以下(詰め替え)」。洗っている時は、フランキンセンス×イランイランの香り(甘くなく、強くなく、万人受けする香り)に癒されます。洗い流した後は穏やかに香るのみなので、男性も使用可能。植物療法士なので精油の香りには敏感ですが、よくある合成の嫌な感じではなく、天然精油の良さが出ている見事なブレンドです


夏にス~っとしたい時は、ハッカ油を1滴シャンプ―に混ぜるのがお気に入り。ス~ス~シャンプーを別で購入する必要はありません。大事な外出があって朝シャンをしたけれど、待ち受けるは炎天下。そんな時の汗かき/匂い予防にも。夫も、炎天下のなかスーツでクライアントミーティングに‥なんて時によくハッカ油シャンプーで挑んでいます


おすすめのハッカ油は、健栄製薬さんのハッカ油安価で手に入ります。しかも掃除/洗濯など「暮らしのアイテム 置き換え」アイディアは無限大。お持ちのペパーミント精油で代用でも、もちろんOK。天然の精油ですが、思っている以上にかなりス~ス~します


 稀にお肌に合わないことがあるので、使用前には必ずパッチテストを。シャンプー1回分にハッカ油1滴だと結構強いので、シャンプーボトルに混ぜる手も。その場合は、少量のシャンプーを別ボトルに入れ、成分が変化しないように冷蔵保存&短期間で使い切るなど、工夫してみてください


髪のケアは、植物療法を活かすチャンス。洗面所アイテムですが、アフターバスに手作りオイルを毛先につけたり、手作り頭皮ケアオイルをたまにお風呂タイムの1~2時間前につけたり、気まぐれにケアしています。アフターバスの手作りオイルは、ミニマルに顔/デコルテ/バストケアと兼用です


 作り方は有機コールドプレスのホホバオイルと精油を混ぜるだけ。ちなみに兼用オイルには、ラベンダー、ゼラニウム、フランキンセンス、イランイランなどの精油を。頭皮オイルには、ローズマリー、パルマローザ精油を調合することが多いです


・髪のカラーは面倒&気分に合わなくなり、約2年前に辞めました。地毛が真っ黒じゃないのかそんなに違和感は感じていません。白髪はまだ生えていないので、植物療法でケアしながら、出来るだけ長くカラーなしで過ごせたらいいなと思っています。白髪染めをするとしても自宅でヘナがいいな。髪のカラーをしなくなったので、美容院も3~4か月に1回のカットだけ。とってもシンプルになりました


③デリケートゾーンソープ

・デリケートゾーンは外部からの菌の侵入を防ぐために顔やボディよりも酸性。ボディ用と同じ石鹸を使用すると、目を石鹸で洗うのと同じくらい刺激や洗浄力が強いと言われています。ボディ用と一緒にしてミニマルにしたいところですが、適切なPH値を保ちトラブル回避するにも専用ソープが必要です


・愛用しているデリケートハイジーンソープは、信頼のブランド:アルジタルの専用ソープ。コスパが良く、洗い上がりの感覚が気に入っています。他にも色んなブランドさんが良いデリケートゾーンソープを出しているので、お気に入りを見つけてみてください


・お風呂上りには、保湿のためにデリケートゾーンにオイル塗布。これはまた洗面所アイテムでご紹介します


④お風呂の桶

・木の桶にトライしたかったのですが、よく考えた末、使っているのは山崎実業の湯おけ。サステイナブルな買い物をしたいので、素材は必ず確認しますが、これはポリプロピレン。この手の便利グッズはほとんど買わないのですが、長く使い続けるよう!と決心。お風呂場にある取っ手に「吊り下げ可能で衛生的」「磁石で壁にくっつく」「磁石は内蔵なのでカビない」を有難く使っています


・ちなみに、よく分からない素材が使われている場合は、頼りにしている本ゼロウェイスト・ホームで必ず調べます。ごみを出さないシンプルな生活を目指している著者は、どうしてもプラスチック製を使う必要がある時は、比較的安全なポリプロピレンを勧めています(誤解がないように書いておくと、プラスチック製品を勧めるものではなく、必要な時の判断材料を提供してくれています)


・毎日お風呂タイムにお湯をくみ上げるのはもちろん、洗濯物の洗い桶に、育てているハーブ野菜の水やりにもフル活用中です


・ちなみに桶とセットで揃えることが多いお風呂の椅子は、あると「座ってしまう」「モノが増える」「掃除するものも増える」ので、購入していません


⑤浴槽浴室掃除用 柄付き棕櫚たわし

・愛用しているのは、明治13年に創業 山本勝之助商店の棕櫚たわし棕櫚(しゅろ)とはヤシ科の樹木のこと。このたわしは、棕櫚の皮100%で作られています。製品づくりの姿勢に惚れ込み、使えるたわしがなく、じぶんで購入するなら山本勝之助商店さんが良いな‥と実家にいる時から思っていました。いま家にあるたわし/箒はすべて山本勝之助商店さんのものです


・こちらは、柄に紐がついているので、吊るすことが出来ます。我が家ではお風呂場の取っ手にステンレスクリップを取付けて、吊すスタイルが気に入っています。お風呂の場なので、乾く過程で水滴がこぼれても気になりません


・「浴槽」掃除は、びわこふきんもおすすめです。わたしの場合は、「浴室」掃除もしやすい!と、柄付きのたわしを選びました。定期的に掃除していれば、「浴槽」と「浴室」に同じたわしを使っても衛生面は気になりません


・山本勝之助商店さんのたわしは色んなタイプがあります。ご紹介した本タイプは靴洗い用にもおすすめ!キッチンやトイレのたわしも山本勝之助商店さんのたわし(別タイプ)を愛用しているので、またご紹介します


⑥(+α)ukaのスカルプブラシ

・なくても良いけれど‥な+αのケアアイテムは、ほとんど持っていません。実はこれ、交際期間中に現夫にプレゼントしたもの。物をプレゼントし合うことは、ほとんどない私たちにとって思い出の品です。とは言え、使わないものは置いておきません(笑)。毎日大活躍。夫婦で使っています


・当初の購入の目的は、頭のコリや目の疲れをとるため。他にも、頭痛肩こり/薄毛白髪/顔の垂れ(頭皮と顔は繋がっている)など、色んな予防に繋がります。植物療法でも、頭皮を柔らかく保つ大切さを学んできました。何十年も続けていたら、頭皮が違ってくるだろうなぁ


こちらのukaのスカルプブラシは、シリコン素材で「衛生的」かつ「頭皮を傷つけずにケア」できます。硬さは4種類から選ぶことができ、ケンザンタイプを愛用中


小話がたっぷりなのでミニマルさが薄れましたが、「お風呂場」アイテムはこの6つ


①石鹸1個、②シャンプー1本、③デリケートゾーンソープ1本、④お風呂の桶、⑤浴槽浴室掃除用 柄付き亀の子たわし、⑥(+α)ukaのスカルプブラシ


①と②は石鹸1個に纏めることもできます


皆さんのお風呂場には、どんなアイテムがありますか?


わたしもまだまだ実験中なので、こんな方法があるよ!これが知りたい!などコメントお待ちしています


この記事が、皆さんの暮らしのアイテムを「引き算」、またはナチュラルな形にアイテムを「置き換え」するきっかけになれば嬉しいです


次回のナチュラル×ミニマル 暮らしのアイテムもお楽しみに!





〇植物療法士 Mai Instagram

大学の国際英語学科を卒業後、グローバルな仕事環境に憧れ、自動車業界で戦略企画を担当。幼い頃から自然療法が身近にあり田舎で育った原体験をもとに、現在は植物療法士/ライターとして活動中。植物療法を「プラス」するのではなく、植物療法視点で暮らしのアイテムや習慣を「置き換える」「引き算する」がモットー。近年、おおらかなインドネシア人オットと田舎移住を企み中。


*ライター、植物療法関連の商品開発/PR/ワークショップ/セミナー/カウンセリングなどお仕事のお問い合わせは、こちらのDMでお待ちしております。

*植物療法仲間でPodcast配信中、番組概要及びリンクはこちらまで。

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